横矢研究室の主な研究分野

本研究室では、コンピュータやロボットが外界を「視る」ための技術、ならびにコンピュータ内部の多様な情報を人間に「魅せる」ための技術を中心に、コンピュータビジョン(Computer Vision)複合現実感(Mixed Reality)仮想化現実(Virtual Reality)の3分野とそれらの複合領域において研究を推進しています。

コンピュータビジョン

主な研究内容: ステレオ視覚, 距離画像解析, カメラ位置推定, 全方位視覚, 動画像解析,三次元画像解析, ビデオモザイキング,画像・三次元モデル修復

画像を手掛かりに,現実環境の三次元情報などの様々な情報を自動的に推定する手法を研究しています.


>GPSと動画像によるハイブリッドカメラ位置・姿勢推定 距離画像センサを用いた俯瞰画像からの人物姿勢分類
カメラパラメータ推定による湾曲した紙面のビデオモザイキング 奥行き画像を利用した時空間超解像画像の生成 表面反射特性の推定に関する研究
動画像からの屋外環境の3次元モデル化 レーザレンジファインダによる屋外環境の三次元モデル化 異種三次元データに対する動的輪郭法を用いた屋外モデリング
パターン類似度に基づく画像修復 局所形状の類似度に基づく三次元欠損修復 画像修復による死角のない全方位動画像の生成

 

複合現実感

主な研究内容: 自然特徴点を用いたマーカレス拡張現実感, ウェアラブル拡張現実感,拡張テレプレゼンス,隠消現実感

CGによって描かれる仮想物体を実画像上に合成提示することで,実世界の情報を拡張する手法について研究しています.
HDR画像からの光源推定による拡張現実感 画像修復を用いた拡張現実感におけるマーカの除去 ランドマークデータベースを用いたカメラ位置・姿勢推定
無人飛行船からの全方位空撮による蓄積再生型拡張テレプレゼンス 複合現実感技術を用いた飛行船操縦支援システム 不可視マーカを用いたウェアラブル拡張現実感
プロジェクション型
AR案内システム
注釈情報をネットワーク共有したウェアラブル拡張現実感システム CGを用いた撮影位置の指示によるインタラクティブモデリングシステム

 

仮想化現実

主な研究内容: テレプレゼンス,自由視点画像生成、レンダリング

主に実写画像を用いることで現実に限りなく近い映像を仮想空間内に再現する画像提示手法について研究しています.
全方位画像センサを用いたテレプレゼンスシステム 全方位カメラによる任意視点画像生成
視点依存の奥行き情報による全方位動画像からの自由視点画像生成
多重スケールマップによる鏡面レンダリング 画像のぼけ推定に基づく仮想物体の実時間レンダリング 広域屋外環境の全方位ステレオ画像生成